
渋皮煮
2025.10.2 お店のブログ
毎年ケーキに使う渋皮煮を自家製しているが、なかなかの重労働。
丁寧に扱わないと実を壊す危険があるのに指先に力がいるから女の力だと大変な作業。
肩もコリコリになるし指先も固まって痛い・・・怪我をする危険度も高い。
「美味しいものを作るのって大変」って毎年口から漏れる。
しかーーーし!今年は少し楽かも!!って希望の光を見つけた。
Instagramで見つけたんだけど結構良いと思うのでシェア。
①生栗を冷凍する
②湯を沸かし、①の栗を入れて5分ほど放置
③鬼皮に傷を入れ鬼皮を剥がすように剥く
※鬼皮に傷を入れるのは「栗むき坊や」という栗専用のハサミを使用、
剥がす道具は数年前にセリアで買った「栗むきナイフ」を使用
④渋皮が付いた状態で茹でこぼし2回
※湯を変える都度都度に亀の子たわしで表面を擦り毛?を取り除く
⑤3回目の茹でこぼし時は重曹を加えて炊き上げアクを抜く
⑥湯を流しながら栗を洗い表面についている毛?を取り除き、重曹のヌメリも洗い流す
⑦シロップ液でコトコト煮詰める
インスタグラムの動画では茹でこぼし3回下のちにペーストにしていたが、アクがあるのでは???と
思ったので3回目に重曹を加えたらエライ真っ黒になりわんさかとアクが出たので
重曹を入れて良かった。
重曹を入れずに炊き上げてもアクも旨みの一部になり得るけど、
デリケートさに欠ける味に仕上がるような気がする。
最終的にどういった形で使いたいかで仕込み方が変わってくるのでここは好みかな、とも思う。
私個人的には渋味は感じるか感じないか程度がベストだと思う。
うちのケーキは甘さ控えめで繊細な味が出るように工夫しているのでアクはなるべく取り除きたい。
今回の渋皮煮はパイ包みに使う予定だが、小ぶりの栗はクリスマスケーキの飾りにでも使おうかな〜
自宅では冷凍しておけば年内は楽しめるのでぜひ!お家でも栗仕事を楽しんでください!!